これは二股じゃないよね

今日は二つのメール(2013-01-16)の続きです。


婚活パーティーの翌日はかなりの二日酔いだったなぁ…。
初めてのデートっていう緊張感があったから持ったようなもので、あれだけ飲めば普段の自分なら絶対記憶を無くしていただろうと思う。

もしも美穂さんと結婚したら、晩酌のお酒代でエンゲル係数が急上昇しちゃうかも…、と考えながら、気が早い妄想ってことに気付く。その日は結局一日中ダラダラと過ごして終わった。もちろんダラダラ過ごしながらも美穂さんとは何通かのメールのやりとりをした。

また土曜日にデートしようと約束をし、平日もお互いの時間が合えば仕事帰りに食事でもしようと話していた。彼女の方はほぼ毎日定時で帰れるらしいので、あとは僕の都合次第って感じ。何とか早く帰れるようにしなくっちゃ!と思いつつ、まあ焦ることもないかとも考える。美穂さんとのメールのやり取りをしている途中で、何度か「童顔美少女ちゃん」からもメールが着た。

いつものように「今○○してます」とか「お昼は○○を食べました」とか、それほど意味のない短い文章のものばかりだった。「今日は二日酔いで寝てます」と返すと、「水曜日はお酒の飲めるところに連れていって下さいネ」と返ってきた。そう言えばあの日の夜「相談したいことがある」って言われて「来週の水曜の夜なら」って返信したってことを思い出した。「これって二股?」と一瞬思ったけど、童顔美少女ちゃんとは一度喫茶店で話しをしただけだし、向こうにはパーティーカップルになってその後もデートをしてる相手がいるんだし…。まあ、会って相談事を聞くくらいならいいよね…、と自分で自分を納得させていた。

だって、頭の中は美穂さんとのことでいっぱいだもんね。今のところはマジで結婚までたどり着きたいって気持ちでいっぱんだもんね。

でも…、そうは言いながらも「童顔美少女ちゃん」のことが全く気にならないかと言うと、ハッキリとそう答えることができない自分がいるってことも確かなんだよね…。

それが、どちらに対しても失礼だってことはよくわかってるんだけど。