一人反省会に関して

「今日はありがとう。さっき家に帰ってきました。これから一人で今日の反省会です(笑)」というメールを童顔美少女ちゃんに送る。
するとすぐさま「こちらこそ楽しかったです。お買いものの途中で友達と会ったので、これから食事に行くところです。」という返信が返ってきた。

見た目も女子高生並みの童顔だけど、メールの返信も女子高生並みの早業。…と言っても、実際に女子高生のメル友なんていないけどね。とりあえずメールはそのままにしてベッドに腰掛けた。今日はパーティーが終わったらそのままどこかへ食事にでも行って、帰りは遅くなるだろうなんて勝手に妄想していたので、特にすることもなく手持ちぶさた。ここは気持ちを切り替えて次のパーティーにチャレンジしようと考えながら、冷蔵庫からビールを取り出す。

とりあえず一人反省会です…。
初めての時と違って、一連の流れは理解できていたのはよかったんだろうけど、ポイントの絞り込みがダメだったのかな。いやいや、あのぽっちゃりさんのせいでペースが乱されたからだ。そして「相手が子もちのバツイチだったら」という今まで想定していなかった対象についても考えた。良く聞く話なんだけど、正に他人事というか、自分にとっては想定外だったことにあらためて気付かされた。

気持ちでは「ありだよね」と思っても、いざそれが現実感を帯びてきた時に「ホントにありなのか?」って疑問を持ったのは事実だから…。もしも結婚をして、彼女との間に子どもができた時、どちらの子どもも本当に同じように愛せるだろうか…。心の中では「どちらも自分の子ども」「分け隔てなく愛せる」と思ってはいる。でも、現実はどうなんだろうね。

ハッキリ言って想像もつかない。
それから、向こうの子どもが懐いてくれるかどうかってこともやっぱり心配になるよね。
テレビドラマの世界なら「お父さんなんて呼ばなくってもいいんだよ…」みたいなセリフも出てくるけれど、実際にはどうなんだろうね。こればっかりは妄想しても仕方ないって感じなので、気持ちを切り替えて「次行ってみよう!」って感じ。

ビール片手にパソコンを立ち上げ、婚活パーティーのサイトを開いた。