チョットだけ心が揺れ動く自分がいる

今日はこれは二股じゃないよね(2013-01-18)の続きです。


今週の月曜日は仕事も予定通りに進み、そんなに残業せずに帰れそうな感じだったので、お昼過ぎに「今日の夜食事でもどうですか?」というメールを美穂さんにしてみた。

すると「私はいつもヒマですから、よろこんでご一緒します。時間と場所を連絡して下さいネ」という返信が返ってきた。午後からの仕事も順調に片付き、夕方前頃に「7時に○○駅でどうですか?」とメールを送った。メールっていうのはホント便利だよね。

一昔前の恋愛を思い出すと、どうやって連絡取り合ってたんだろうって不思議に感じちゃうもんね。待ち合わせの時間に少し遅れてしまったけれど、また美穂さんと会うことができた。時間がもったいないので、駅の近くにあるお店に入った。
お互いの仕事のことや、この前の婚活パーティのこと、土曜日のデートのこと、最近話題になってるテレビドラマの話しとか、とりとめのない話しばかりだったけれどまたまた楽しい幸せな時間だったなぁ。

そして前回同様、楽しく過ごす時間はアッと言う間に過ぎてしまって、そろそろ終電を気にしなくちゃならない時間になっちゃった。
「そろそろ帰ろうか」と言うと、今回は「そうですね。まだ月曜だし」と、前回のような冗談は言わなかった。

途中まで一緒の電車に乗り、今日は彼女が乗り換えのために先に降りた。笑顔で別れて、ホームで手を振る彼女。食事をしてお酒を飲んで、そのまま同じ家に帰れたらどんなに幸せだろうなぁって思った。

マジで思った。

結婚した後も、こうやってデートができたら楽しいだろうなって考えてた。また顔がニヤケてることに気付き、誰かに「キモイ」と思われていないか周囲を見たけど、単なる酔っ払いオヤジのことを気にしている人なんていないよね。

駅から家への帰り道、携帯が鳴ったので見てみると「童顔美少女ちゃん」からだった。
美穂さんからじゃないことに、チョットだけがっかりしたんだけれど、ホントは嬉しかった。いつもなら一日に何通か来るメールが今日は全く来なかったから、どうしたんだろう?って少し心配していたんだよね。

「今日は風邪で仕事もお休みしちゃいました。でも、もう熱も下がったし大丈夫。水曜日は何時にどこに行けばいいですか?」という内容だった。彼女の幼い顔を思い出し、子どものような小さな身体を思い出してとても心配な気持ちになっていた。

「大丈夫?ちゃんと食べて薬飲んだかな?水曜はたぶん7時か8時頃になると思います。ハッキリしたらまた連絡するね。お大事に。おやすみなさい。」
「私は大丈夫です。お仕事ならムリしないで下さいネ。おやすみなさい。」

チョットだけ心が揺れ動いている自分に気が付いた…。